スタッフブログ
2007.11.27
Microsoftついに・・・敗北。
Microsoft社とEU(ヨーロッパ連合)の法定闘争は、EUに軍配が上がりました。
アメリカの公正取引委員会との独占禁止法違反の戦い。
アップルコンピュータとのwindows特許侵害の裁判。
様々な戦いに勝利し、PCソフトウエア業界に君臨するMicrosoft社もついに敗れるときが来ました。
裁判の焦点は、windowsの基本技術の公開要求です。
企業にとって自分たちの秘密中の秘密、ライバル会社には絶対に守り通したい部分の公開を求める欲求は時代の流れです。
オープンソース化。
つまりは、ひとつの企業の独占的知識があまりにも強大になり、クローズになってしまうと利用者は不利益をこうむるという考え方ですね。
企業の技術権利、「特許」の権利は認めつつ、その影響力と利用者の知る権利とのバランスを取ったということでしょう。
これで一気にパソコン業界も変わるかもしれませんね。
2007.11.15
GYAO NEXTを試す
最近有線ブロードキャスティング(有線放送の会社のインターネット版)が提供しているGYAONextの無料体験サービス1か月を試してみました。
インターネットの回線を使って、動画の配信をしようという試みです。
飲み屋などに置いてある有線放送、この音だけの世界からインターネット、そして動画配信とサービスを拡張してきました。
テレビとインターネットの融合というのは10年くらい前から言われてますが、それを実現するのはテレビ会社でもインターネットプロバイダでもなく(まぁ、有線放送はプロバイダになってますが)有線放送という音だけの放送局でした^^。
インターネットのルーターにGYAOの受信機をLANケーブルで接続したら、ソフトウエアのバージョンアップが始まります。
それからユーザー名、パスワードを設定。
リモコンでテレビに表示された文字を打ち込んでいくのはちょっと新鮮な感覚でした^^
まあ、15分くらいで設定終わり!
で、その性能は?
現在インターネットを光でつないでいるので、GYAOの推奨値12.8Mbpsを確保できています。
配信スピードは問題なく、視聴は問題ないのですが、なぜか明るさが5秒サイクルで暗くなったり明るくなったり・・・(;一_一)
これはテレビとしてはいただけません。
番組もドラマや映画はちょっと古いかな?
でも、UGAの通信カラオケ(カラオケボックスと同じです!^^)も合わせて、月3,980円はどうでしょう?高いかな?安いかな?^^
1曲かけてみましたが、結構面白かったです^^
時代は確実に進歩していますねぇ。
2007.11.14
Winnyな人たち
Winnyな人たち ・・・ 「塀の中の懲りない面々」とはちょっと違います。
後者は何度も同じミスを繰り返す人たち^^。で前者は?
すごく研究熱心だったり、好奇心が強くそれでいて『自分だけは大丈夫!』と根拠のない楽観的考えを持つ人たち。
別にWinnyじゃなくてもいいです。たとえば、エイズが大問題になっているときも風俗通いをやめない人たち、あるいはこれだけ煙草の害が報道されていても煙草をやめない人たち・・・他にもたくさん例はありますね^^。
ではなぜ、Winnyか?それは何度も何度も繰り返される、WinnyとウイルスAntinnyによって起きる情報流出の被害が繰り返されるからであります。
これだけ被害が起きていて、それに危険です!Winnyを使わないように・・・と報道されているにも関わらず・・・人はWinnyを使ってしまうのです。
Winnyはその構造自体にAntinyなどのウイルスを広く感染させてしまう機能があるのですが、さらにWinnyを使う人はとっても困った傾向を持っています。
そのことによって被害を撲滅させることなど不可能かと思ってしまいます。
それは、
1.自分から欲しい映像を取りに行っているため、手に入れた瞬間うれしさのあまり、ウイルス感染の疑いなどすっかり忘れてしまいがちということ。
※だって、見たいんだもん・・・・・で、一巻の終わり(;一_一)。
2.Antinnyは開きたくなるような小憎らしい名前でウイルス感染ファイルを用意するので、人はこの誘惑に負けてしまう。
※だって、「miyuちゃん」なんてファイル、仮に毒入りであっても、人は見てしまうのですよ・・・。
3.ダウンロードをスムーズにするために、警告するウイルス対策ソフトを解除してしまいがちであること。
※だって、一晩ダウンロードして、朝みたら警告メッセージで止まっていたら、ガッカリするもん・・・・・
ということでWinnyを使う人は、簡単に感染してしまいがちなのです。
報道を見て、そんなにすごいことになるなんて、どれどれどんなソフトなんだ?と自分から研究熱心なあまりwinnyをダウンロードして使ってみる人がいるというのですから、まったく気がしれませんね。
Antinnyに感染すると・・・WinnyはこんどはPCのファイルを公開し始めます。ということで個人情報、企業の重要情報などがネット上に無防備に放置されることになるのです。
あなたのPCには人に見られたら困るとってもプライベートなモノがありませんか?^^;
だったら・・・Winnyは使っちゃだめですよ。
あなたとあなたの大切な人のためにも。
でも・・・好奇心が強くて、研究熱心で、それでいて自分だけは大丈夫!って根拠のない楽観主義者は、実は起業家に多い性質なんですよねぇ(爆)
2007.10.17
ネットカフェ、田舎でどこまで頑張れるか、興味津々
いよいよ防府にも民間資本の本格的ネットカフェが誕生した。
旧福島書店の店舗がリニューアル。都会的なネットカフェだ。(のようだ。実は入ったことがない・・・^^;)
おまけに24時間営業。これがうわさに聞く、都会ではフリーターがホテル代りに利用する施設なのだ。都会ではシャワー完備のネットカフェもあり、一晩2,700円程度で利用できる。
ソファーでそのまま寝る若者が多いということだ。さしずめサウナのロビー的な雰囲気なのだろう。
カプセルホテルやサウナが3,000円以上することを思えば、最も安い宿泊施設ということなのだろう。
外から見る限りでは、インターネットができるカフェで、マンガ喫茶としても機能するようだ。コミックの棚が外から見える。
なんでレポートがこんなにまだるっこいかというと、どうも中に入る気がしないのである^^。
以前友人とコーヒーでも飲みながら話をしようと阿知須のまんが喫茶に入ろうとした。
何か違和感を覚え、店員に「ここは話をしてもいいか?」と聞くと、「基本的にまんが喫茶だから、皆さん静かに本を読んでもらいます・・・。」ということだった。
どうやらまんが喫茶では私語は厳禁らしい(爆)なんともなじめない場所だ^^
さて・・・ビジネスとして考える。
最近店舗に興味があるので特に投資効率を考える。
内装をかなり手を入れていた。さらには24時間営業の光熱費、および人件費。
それらを計算してみる。
はたして・・・採算がとれるのだろうか。
防府市でどれくらいの需要があるのか、全く想像つかない。
都会では24時間が当たり前のサービスでも、ロイヤルホストは2時まで?(違ったっけ)、吉野家は12時まで。当初吉野家も24時間営業だったと記憶している。
さて、このインターネットカフェ「スタンザ」、どれくらい成功するだろうか。
興味深々である。^^
2007.09.19
見えない負債、IT投資の月額契約
知り合いの経営者の方からWEBサイト構築の営業が来て、yahooのシステムを使うので初期投資がなく始められますと勧誘され、どうだろうか・・・という相談を受けました。
サービスの質と会社の信頼性は、こちらでは何とも言えないのですが相談の中の「初期投資がいらない」から魅力、という言葉に少し引っかかりよく聞いてみると月額5万で5年契約らしい。
確かに初期投資がいらないけど・・・これって360万円の買い物ですよね。
支払が5万×60回ってだけで、負債には変わりはしない。
でも帳簿に載ってくるのは月額の5万円だけ・・・これが怖いんですよねぇ(笑
試算表にも決算書にも乗ってこない負債。
最近のキャッシュフローはそのあたりをできるだけ明示できるように・・・というしくみなんですが、今までの決算書だと見えてこないですね。
だから経営者自身も惑わされるのだと思います。
リース物件でも同じようなセールストークをよく受けます。
中には全部経費だから・・・とか、借入して買うよりいいでしょ?
みたいにいう営業マンもいます。
リースはレンタルとは違いますから、途中解約ができないので契約した瞬間に、すべて借金なんですよねぇ。。。。
ちなみに人の感覚とは不思議なものです・・・
先の社長、すっかりその気になって。。。ほとんど契約しかかったそうです。
その時、営業マンは最後の落とし文句と思って、キメ台詞をいいます^^
「今キャンペーン中で、中四国であと4社なんですが、5万円が3万5千円になります。」
ふつうはそれでOKなんでしょうが、この社長、その言葉を聞いて、どうも胡散臭い、と急に熱が冷めたそうです。
事の真偽はわかりませんが・・・つくづく人間の感情は不思議です。^^
