スタッフブログ
2005.11.10
機能補充からスーパー能力へ
機能を補うのなら、このようなサイボーグ技術は100%歓迎されるでしょう。ところが技術はとどまることを知りません。
番組では健常者が体に取り付けることにより、500kgのバーベルを持ち上げたり、100mを5秒で走ることが可能になったことを伝えます。
そこにはSFの世界が広がります。
単なる運動能力向上以外にも、赤外線スコープ、確実な記憶チップ、などを装着し暗闇で見ることができるなどの特殊能力を身に着けることが今後可能になるということです。
記憶の書き換えも可能になるかもしれません。知識のダウンロードですね。
こうなると、なんだかだんだん怖くなってきましたね(笑)。
脳はとても進化する器官のようで、このような能力の変化を割と簡単に受け入れます。そしてコントロールできるようになります。
すごいですねぇ。
人はだんだん動かずに考えるだけで・・・脳の信号をコンピュータに伝えることが出来るようになって来るそうです。
続く。(笑)。
2005.11.10
機能補充からスーパー能力へ
機能を補うのなら、このようなサイボーグ技術は100%歓迎されるでしょう。ところが技術はとどまることを知りません。
番組では健常者が体に取り付けることにより、500kgのバーベルを持ち上げたり、100mを5秒で走ることが可能になったことを伝えます。
そこにはSFの世界が広がります。
単なる運動能力向上以外にも、赤外線スコープ、確実な記憶チップ、などを装着し暗闇で見ることができるなどの特殊能力を身に着けることが今後可能になるということです。
記憶の書き換えも可能になるかもしれません。知識のダウンロードですね。
こうなると、なんだかだんだん怖くなってきましたね(笑)。
脳はとても進化する器官のようで、このような能力の変化を割と簡単に受け入れます。そしてコントロールできるようになります。
すごいですねぇ。
人はだんだん動かずに考えるだけで・・・脳の信号をコンピュータに伝えることが出来るようになって来るそうです。
続く。(笑)。
2005.11.09
脳につながる部品
次の失われた機能を人工的に再現しようという試みは、聴力です。人工内耳という補聴器よりもさらに強力な集音マイクのシステムです。
人工内耳は意外にも体外に出ていて、直径3cmくらいのスピーカーに似た円形のマイクは頭皮に埋めた磁石でくっついて頭に固定されていました。
音はケーブルを通じて耳から、内耳の鼓膜へ直接振動を伝える仕組みです。
ほとんどの聴力障害者は、音が聞こえないために言葉の発達も遅れるようですが、この治療を施した子供の発達はたいへん著しいものがありました。小学生の子供がだんだんと明瞭な発音で話せるようになるのは感動的です。人工内耳をつけた後、2年から3年のトレーニングと数回の調整手術が必要らしいが、得られるものがとても大きいと思いました。
このような技術はとてもすばらしく見え、一緒に見ていた9歳の子供に思わず、こんな人の役に立つ技術者になったらどうだ?と勧めてみました。(笑)。
息子は理科系の科目にしか興味を示さない、私とよく似た子供なのです。
「考えてみる」それが彼の答えでした。
2005.11.09
脳につながる部品2

人工角膜-視力を取り戻す
★
シリーズ「サイボーグを技術を語る」の三回目は視力です。
これは聴力よりも感動しました。脳は角膜(レンズ)を通して、像を網膜に結びそれを視神経を通して脳で映像として感じます。
番組では光を感知できない男性の右目に小型カメラを装着し、映像を100個の光の点に変換し、その信号を脳へつなぎます。(説明がアバウトでスミマセン、知識がたりません)脳は光の濃淡を感じるだけですが、それでも男性は始めて装着したときの感動を、白黒ではあるが町中の光がキラキラとかがやきそれは美しかった・・・と語りました。
見えない状態とたとえ未熟なドットではあっても、自分の前に広がる世界を感じることはこの上ない喜びのようです。
実は当時の研究者が亡くなって、装置の老朽化とともに100個あった点は今8個しか見えないようです。しかし彼はその装置を使い続けています。
カメラを装着した姿は、まったくSFに出てくる近未来のソルジャーそのものです。赤外線感知、ナイトスコープ、そんなものを想像させる特殊装置でした。カメラの映像をコンピュータで見る技術には毎日触れています。
それがどうやって脳につながるのか・・・考えただけで、身震いがしますが技術はもうそこまで来ています。
先天的障害や事故によって視力をなくした人が、カメラを使って動く映像をリアルタイムにフルカラーで見ることができたら、そしてその手術が簡単に出来るようになったら・・・なんてすばらしいことでしょう。
心からそう思いました。
私は以前タイムマシンになぞらえて、ネットにつながる人間は時間を節約できるという点でタイムマシンを手に入れたようなものだと書いたことがあります。そして別の視点をとれば、生身の人間では出来なかったことが出来るようになるという意味で、ネットにつながるコンピュータを駆使する人間はサイボーグになっていくと思ったことがありました。
今、情報を得るという行為、論理的な側面だけでなく、物理的に有機体が無機質なマシンであるコンピュータとつながりつつあります。合体といってもいいかもしれません。それこそサイボーグの誕生です。
このような生命にかかわる技術は不利益をカバーしている場合はとてもすばらしいのですが、いざその技術が人間の欲望を満たす方向へ進み始めたときに、とても恐ろしい影を帯びてくることは良くあります。
明日はそのあたりの分野へ入っていきましょう。
2005.11.09
脳につながる部品

次の失われた機能を人工的に再現しようという試みは、聴力です。人工内耳という補聴器よりもさらに強力な集音マイクのシステムです。
人工内耳は意外にも体外に出ていて、直径3cmくらいのスピーカーに似た円形のマイクは頭皮に埋めた磁石でくっついて頭に固定されていました。
音はケーブルを通じて耳から、内耳の鼓膜へ直接振動を伝える仕組みです。
ほとんどの聴力障害者は、音が聞こえないために言葉の発達も遅れるようですが、この治療を施した子供の発達はたいへん著しいものがありました。小学生の子供がだんだんと明瞭な発音で話せるようになるのは感動的です。人工内耳をつけた後、2年から3年のトレーニングと数回の調整手術が必要らしいが、得られるものがとても大きいと思いました。
このような技術はとてもすばらしく見え、一緒に見ていた9歳の子供に思わず、こんな人の役に立つ技術者になったらどうだ?と勧めてみました。(笑)。
息子は理科系の科目にしか興味を示さない、私とよく似た子供なのです。
「考えてみる」それが彼の答えでした。

