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2011.11.20

Facebookのタイムライン表示について

Facebookのタイムライン表示について

facebookのプロフィールがタイムライン表示という機能を追加した。
Time Line なるほど、全てのことが時系列に並ぶ。
カバーと称するバナー画像もそれなりにインパクトがある。
自動調整されるレイアウトはそれだけで仕上がりの良いホームページと言えなくもない。

実はこのレイアウトの良さ、が初心者もfacebookに簡単にのめり込む、最も強い要素だと私は思っている。
それくらい初心者がfacebookをマスターして自分自身の感性で情報発信、ネット上のコミュニティを形成していくスピードは速い、驚異的でさえある。

このタイムラインにはある機能が隠れていて、それはその頁の持ち主とコメントを書き込んだ人とのやり取りが名寄せされて時系列に並ぶ、そこには今まで見えなかった人間関係が浮かび上がる。
そしてそれは自分自身も気づかなかった内面。
それほど固有の人間関係を詳らかにしてもいいのだろうか・・・と一抹の不安を感じてはいるものの、加速されるコミュニティの増殖の魅力がその不安を鈍化させる。

果たしてネット上に構築されたコミュニティはリアルな人間関係とどう関連しているのだろうか。
ネットの持つ仮想性と加速性は人間の奥底に眠っている「個性」を無限に拡大させる可能性がある。
日頃は見せない「優しさ」「凶暴さ」「剽軽さ」「冷酷さ」「朗らかさ」「気安さ」などが顕在化し、時として私を戸惑わせる。
半陰陽の勾玉はメビウスの輪のように表が裏に、裏が表にはっきりとした境界線も感じさせないままに入れ替わる。

人間の内面はひょっとして海よりも深く、そして底知れないものではないか。
誰もが心の奥に邪悪な暗闇を抱えているとするならば、昼と夜、集団と独り、公と私、現実と仮想・・・密かに息づく未知の領域に足を踏み入れた時、ジョハリの窓は放たれる。

自我が拡散する。

リアルとバーチャルの境界は自分の意志で線を引けなくてはいけない。
すなわち自我が未熟で確立していない幼少期に、ネットに接触するのは危険ではないか。
そんな気がしてきた。

その答えは30年後。
その時ネットに対する歴史の評価は、はたして。。。

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