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2011.08.04

後輩もすなる日記(Facebook)なるものを私もしてみむとてすなり

~ 男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。それの年(承平四年)のしはすの二十日あまり一日の、戌の時に門出す。そのよしいさゝかものにかきつく。 ~
 
あまりにも有名な紀貫之の土佐日記の冒頭の言葉です。
1076年前の人間も「日記」を書いていたとは。^^
それも文学作品として。まあ、当たり前のことですが文字を書ける人が少ないわけで、読み書きができるというのは貴族しかありえず、その中でも作品を残すとなると・・・当代一流の知識人である証です。

ブログは文学作品たる内容には到底いたりませんが、それでも一人の人間の心情を記すことはできそうです。
そしてfacebook、確かにSNSは苦手です。
今でもそれは変わりません・・・が、facebookの機能には舌を巻きます。
何でもかんでも簡単にできてしまう。(もっともfacebookページ難しいけど^^)

そしてひそかな人間関係がつぶさに見えてしまうのも紀貫之の時代には無かった事(爆
秘すれば花の時代の人がFBを見たらなんていうだろうな。
他愛ないやり取りが洪水のように押し寄せる。
辟易して、「もう少し人生の機微に目を向けよ」と諭すだろうか(笑
時は流れ、流れて・・・

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