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2006.09.15

WEB2.0 7つの原則 その2.「データソースをコントロールできる」

「ユーザーにとって有用、あるいは貴重なデータを持っている企業こそWeb2.0時代のインテルのような役割をはたすという考え方で、「データ・インサイド」とも呼ばれるらしい。

インテルが「インテル・インサイド!(インテルはいってる!)」というマーケティングによってパソコンの信頼性を自分たちのCPUが入っているかどうかに置き換えることに成功して覇権を握ったことにちなんでいる。

データを持っている企業(新聞社、テレビ局など)が今後どう対応するかということだろう。
現在の成功者は書籍情報におけるアマゾン、地図情報のグーグルマップ、音楽情報のiTMSなどだ。

それぞれがデータの一次ソースをそのまま使うのではなく、収集したデータを加工することによって付加価値をつけることに成功している。

では、わが社はどうだ。
我々が持っているデータとはなにか?社内を見回しても蓄積したデータはどこにもある平凡なものばかりに見える。あるいは社員の頭の中に蓄積されてしまって、まだまだ社内での共有が完全なシステムとはなっていないように思える。

日々データをシステムに蓄積することはとても重要だと認識しつつ、自分たちの業務の中で発生するどのデータを蓄積していくのか?
とても判断に迷うことも多い。ひょっとしたらまったく無駄なことをしているのではないか。
ひょっとしたらもっと効率の良いやり方があるのではないか。

そんなジレンマの中でもがきつつ、毎日が新幹線のように早く過ぎ去る。

もう一度じっくり考えてみよう。やることはわかっている(笑)。
「蓄積したデータを顧客の有用な、あるいは貴重なデータに加工すること」なのであるから。

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