スタッフブログ

2006.07.27

PCサポートの現場

今日はよくPCが壊れた日でした。
朝からいろんなところへ呼び出されて、トラブルと格闘しました。PCサポートは大きく分けると三つのトラブルになります。
ひとつはケアレストラブル、それからソフトウエアトラブル、最後にハードウエアトラブルです。ケアレストラブルは、持ち主の勘違いや初歩的なミスであり、大体5分以内に直ります。電源が入らないということで行ってみるとコンセントが抜けてる・・・なんてトラブルが代表的ですね。
コンセントは抜けてませんか?と聞くのですが、抜けてない!といわれれば行かざるを得ません。そして抜けている・・・という場合はなんともいえない空気がその場に漂います。
二つ目のトラブルはソフトウエアの設定ミスや動作中の故障などで、設定を変更したり、再インストールしたりすることで直ります。
パソコンではこの分野のトラブルが一番多いのですが、駆けつけたサポート員の腕の見せ所でもあります。
長年やっていると、経験がものを言うということで、設定の手順なりトラブルの元が頭の中にひらめくことが多くなります。まさに職人芸というところでしょうか。
三つ目のトラブルは文字通り故障なので、現場で直すことは不可能です。持ち帰ってメーカーに修理に出します。

ソフトウエアが壊れているかハードが壊れているかは比較的判断がつきやすいのですが、最も気をつけたいことは、設定をいろいろ調整したほうが早いか、あきらめてソフトの再インストールしたほうがいいのか?の判断です。
様々な設定の問題を解決することはとてもサポート冥利に尽きますし、お客様の信頼も得ます。ですから大体の人はいろいろと設定を微調整することで乗り切ろうと考えます。原因追求というパターンですね。

しかし、一生懸命何度も設定を繰り返しても結局は再インストールしたほうが早かったということもあります。
夜遅くまで作業をしながら、最初から再インストールをすれば、もう終わってるな・・・と嘆くこともしばしばです。

その時私は「急がばまわれ」ということわざの意味をかみ締めています。

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