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2006.04.18

ウイニー事件に思う

この上でダブルクリック - ここにキャプションが入ります。

 最近何かと話題のウイニーだが、作者が著作権違反の罪で有罪となって随分たつのに現職の警察官がたくさん使っていて被害にあったという笑うに笑えない事件だ。
おまけに警察署内で使っていたために、機密データがネットに流出したというのだ。
この事件は実に多くの事柄を明らかにした。
 
1.これほど多くの仕事がネットにつながっているのだということ。
2.2つのソフト(ウイニー&ウイルス)の組み合わせでとんでもないことが起きること。
3.自分のPCを職場に持ち込むのは厳禁なのに、機密に敏感と思ってた公務員(行政)が、とてもずさんだったこと。

4.自分のPCに簡単にデータをコピーできてしまうこと。
5.そのPCを簡単に職場と自宅に移動できること。
6.これだけPCで仕事しないといけない時代に、必要なPCを与えず、個人に負担させて平気な行政の体質。
7.予算が無いというわりには、自分たちの保養地や視察旅行などには巨額の費用を使って平気な感覚のズレ。
8.ウイニーを入れている職員がどれくらいいるか、把握していない職場管理体制。
9.もしかしたら、我が部署でも・・・というリスク管理が欠如していること。

我々はとても危ういバランスの上に暮らしているのかもしれない。
あなたのPCは安全だろうか。

もし社内のPC(従業員の私物がネットにつながっていたら特に注意)にウイニーがあるかどうか調べてみたくなったら、こちらでどうぞ。

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