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2005.11.08

ターミネーター?「ITと視神経をつなぐ」

 まずサイボーグ。番組では左腕を切断しなければならなくなった男性に対して、腕の神経を胸に移植したケースについての報告です。
彼は神経を通して胸の皮膚をさわると、腕を触られている感覚があると堪えていました。脳は腕があったころの記憶と、実際に皮膚から伝わる感覚で腕がるように振舞うのでした。

ここでサイボーグ技術は神経を流れる生体電流を感知することを可能にし、コンピュータで制御する腕と指を動かすことが出来るようにしたのです。

彼はエアーポンプを使った駆動システムを自由に動かすことができ、特に従来ロボットで難しかった複雑な指の動きは圧巻でした。
彼は今も腕があるように感じるといっていました。まだコンピュータは大きく、それに駆動するシステムは大掛かりですが、人工の腕は人工皮膚をはがした仕掛けは、映画のターミネーターで見せた、アーノルドシュワルツネーガーの姿そのものでした。

神経を直接機会につなぐのではなく、ギプスのように接触した皮膚を通して電流を補足するということに大変驚きましたが、なるほど・・・と感心しました。

肢体をなくした人にとってこの技術は大きな福音となることでしょう。まさにサイボーグの誕生です。あと数年、いや十数年たてば身近な人の体として実物を見ることが出来るかもしれません。楽しみです。

       T2

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