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2005.05.29

迷惑メールというもの

よく迷惑メールを何とかしたいと相談を受ける。
たしかに歓迎しないメールがどっと入ってくると、迷惑である。私の場合一日に大体400通くらいは迷惑メールが入る。

いろいろな対策が講じられているがどれも帯に短し、たすきに流しという感が否めない。
理由は様々だが、技術的な問題よりも私は「迷惑」というきわめて人間的な感情の部分を基準化、あるいコンピューターで標準化(数値化と言ってもいい)が難しいのだと感じている。

最近とても多い、出逢い系DMメールにしても、もしその人が出逢いを求めていたら迷惑とは感じないだろう。各種商品DMにしても、「ああ、ほしかったんだぁ~」というもののお知らせだったら迷惑ではない。

つまり、結論としては最終的な迷惑の基準は、メールを開いて見なければ判断できない。というのが私の感覚だ。だから開かないうちから、あるいは受信する前に判断することはとても難しくなるのだ。

しかし現実としては何か対策をとろうと、人間も頭を使う。
今用いられているのは、メールを受信するルールを設定する方法である。
送信者のアドレス、また件名や本文に含まれる「特定の単語」などを頼りに「削除」や「迷惑フォルダ」への移動を設定する。
確かに役に立つ。しかしあまり厳重にこれを行うと、親しい人からのメールが自動的に削除されたり、弊害も起きてくる。
このあたりがとっても悩ましい・・・・

私は業務上複数のメールソフトを使い分けているが、Microsoft社以外のものも比較して使ってみることをお薦めする。Thunderbirdというメールソフトがある。学習型迷惑メールフィルタを使っており、迷惑メールにマークを付けるたびにフィルタの精度は向上するので、大切なメールを読むのにより多くの時間を費やすことができると、PR文に書いてある。
今までのメールソフトの設定も取り込むことが可能なので、迷惑メールに悩んでいる方、一度試されたらどうだろうか。

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