スタッフブログ

2006.05.01

ソフトバンクの認可返上について

 

残念ながらヴォーダフォンの買収が決まってから心配していた、1.7GHz帯域の免許を国に返上することをソフトバンクが4月28日に表明した。
総務省からの圧力か、あるいは自主返上か、まぁ、私にとってはどちらでもいい。

昨年5月からちょうど一年、ヤフーBBの販売代理店、DoIt!ステーションに参加したのは、ソフトバンクがIP携帯事業を展開することを考慮してのことだった。
つまり通信業界にかなりのインパクトを与えるであろうIP携帯のコンセプトは、そのまま人々のライフスタイルを変えるほどの影響があると思っていた。

そんなときにその業界に身をおき、激しい時代の潮流を肌で感じてみたかったのだが、どうやら風向きがちょっと変わったようだ。
もちろん独立企業であるソフトバンクの決断にどうこうというつもりは無いが、あれだけ喧伝し社会にメッセージを送り続けたソフトバンクの方針に合わせて、事業の軌道を修正していただけにちょっと期待はずれの感を持ってしまったのは否めない。

願わくばvoderfoneにIP携帯並みのインパクトあるサービスを期待する。
しかし・・・voderfoneを売る気にはなれそうにないなぁ。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2006.04.18

ウイニー事件に思う

最近何かと話題のウイニーだが、作者が著作権違反の罪で有罪となって随分たつのに現職の警察官がたくさん使っていて被害にあったという笑うに笑えない事件だ。
おまけに警察署内で使っていたために、機密データがネットに流出したというのだ。

この事件は実に多くの事柄を明らかにした。

1.これほど多くの仕事がネットにつながっているのだということ。
2.2つのソフト(ウイニー&ウイルス)の組み合わせでとんでもないことが起きること。
3.自分のPCを職場に持ち込むのは厳禁なのに、機密に敏感と思ってた公務員(行政)が、とてもずさんだったこと。
4.自分のPCに簡単にデータをコピーできてしまうこと。
5.そのPCを簡単に職場と自宅に移動できること。
6.これだけPCで仕事しないといけない時代に、必要なPCを与えず、個人に負担させて平気な行政の体質。
7.予算が無いというわりには、自分たちの保養地や視察旅行などには巨額の費用を使って平気な感覚のズレ。
8.ウイニーを入れている職員がどれくらいいるか、把握していない職場管理体制。
9.もしかしたら、我が部署でも・・・というリスク管理が欠如していること。

我々はとても危ういバランスの上に暮らしているのかもしれない。
あなたのPCは安全だろうか。

もし社内のPC(従業員の私物がネットにつながっていたら特に注意)にウイニーがあるかどうか調べてみたくなったら、こちらでどうぞ。

https://www.ahkun.jp/resource/dl.html

このエントリーをはてなブックマークに追加

2006.04.18

ウイニー事件に思う

この上でダブルクリック - ここにキャプションが入ります。

 最近何かと話題のウイニーだが、作者が著作権違反の罪で有罪となって随分たつのに現職の警察官がたくさん使っていて被害にあったという笑うに笑えない事件だ。
おまけに警察署内で使っていたために、機密データがネットに流出したというのだ。
この事件は実に多くの事柄を明らかにした。
 
1.これほど多くの仕事がネットにつながっているのだということ。
2.2つのソフト(ウイニー&ウイルス)の組み合わせでとんでもないことが起きること。
3.自分のPCを職場に持ち込むのは厳禁なのに、機密に敏感と思ってた公務員(行政)が、とてもずさんだったこと。

4.自分のPCに簡単にデータをコピーできてしまうこと。
5.そのPCを簡単に職場と自宅に移動できること。
6.これだけPCで仕事しないといけない時代に、必要なPCを与えず、個人に負担させて平気な行政の体質。
7.予算が無いというわりには、自分たちの保養地や視察旅行などには巨額の費用を使って平気な感覚のズレ。
8.ウイニーを入れている職員がどれくらいいるか、把握していない職場管理体制。
9.もしかしたら、我が部署でも・・・というリスク管理が欠如していること。

我々はとても危ういバランスの上に暮らしているのかもしれない。
あなたのPCは安全だろうか。

もし社内のPC(従業員の私物がネットにつながっていたら特に注意)にウイニーがあるかどうか調べてみたくなったら、こちらでどうぞ。

2006.03.27

SN(ソーシャルネットワーキング)とSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の違い。

まぁ、こんなものはどうでもいい、といえばどうでもいいことである。
SNはいろいろなものに組み込める「機能」ということらしい。SNSはその「機能」自体がサービスの主体というサイトのことらしい。
らしい、らしい、で申し訳ないが、概念とはそんなものだ。

SN機能の概念がある。
まず人と人とのつながりを(1)可視化する。そして情報への(2)アクセス制御をする(例:日記、レビューなど)ことなどがそうである。

さらに、ほかの機能と組み合わせて、(3)自分とつながっている人々の日記やブログを一括して読んだり、(4)日記にコメントしたり、(5)メッセージ(プライベートなメール機能)を送ったりすることができる。
SNとは「実社会での人間関係を人と人のリンク構造として管理する機能」と言える。日ごろ見えない人間関係が明らかになるので、大変興味深い。

(興味のある人はGREEに参加して見るとよい。 http://gree.jp しかし、GREEは完全招待制のシステムだ。会員から招待されないと入れない。ちょっと閉鎖的かもしれないが、それが人脈というものだ(笑)。)

初期のGREEは純粋にSNSだったような気がする。GREEに参加したところで何かができるということはなかった。
しかしそこには確固たる、GREEの世界「ソーシャルなネットワークそのものがGREEという感じだった。まさに「つながる事、知り合いであること」の連鎖がGREEであった。

SNSはSN(機能)を使って、サービスをすること。つまり主体がサービスであって、機能であるSNではない。目的と手段は混同してはいけない。例えば自社の顧客に対して、SNの機能を使ったサービスを展開するのはよいが、SNそのものを目的にするとおかしな話になる。

掲示板という機能がある。これはSNである。
それがサービスの主体となる、「掲示板サイト」はSNSである。

なぜこんな事を考えるようになったかというと、今参加しているボランタリーチェーン、「DoIt!ステーション」(yahoo!BBの販売チャネルのひとつ)の関係で、yahoo!のサービスの最終形について考えたからである。

「Yahoo! 360°」といわれるサービスはSNSであるが、同時にyahoo!JAPANのSNでもある。これがポータル最王手、ヤフーの強さだ。
ブロードバンドの世界において、右を見ても左を見ても、まわり全部がyahoo!でつながる。

そんなわかりやすさが、「Yahoo! 360°」にはある。理屈よりも感性だ。当社の「DoIt!防府市下右田ステーション」が右田のブロードバンドワールドの中で360°のシェアを誇れるようにと、野心を持っている。
それが実現したらどんなに素晴らしいだろう。

これはマーケティングでいう「範囲のメリット」とも通じる。
そこへいくための道筋、その筋書きが一番大事なのだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2006.03.27

SN(ソーシャルネットワーキング)とSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の違い。

まぁ、こんなものはどうでもいい、といえばどうでもいいことである。
SNはいろいろなものに組み込める「機能」ということらしい。SNSはその「機能」自体がサービスの主体というサイトのことらしい。
らしい、らしい、で申し訳ないが、概念とはそんなものだ。

SN機能の概念がある。
まず人と人とのつながりを(1)可視化する。そして情報への(2)アクセス制御をする(例:日記、レビューなど)ことなどがそうである。

          ネットの海は広大

 さらに、ほかの機能と組み合わせて、(3)自分とつながっている人々の日記やブログを一括して読んだり、(4)日記にコメントしたり、(5)メッセージ(プライベートなメール機能)を送ったりすることができる。
SNとは「実社会での人間関係を人と人のリンク構造として管理する機能」と言える。日ごろ見えない人間関係が明らかになるので、大変興味深い。

(興味のある人はGREEに参加して見るとよい。 http://gree.jp しかし、GREEは完全招待制のシステムだ。会員から招待されないと入れない。ちょっと閉鎖的かもしれないが、それが人脈というものだ(笑)。)

初期のGREEは純粋にSNSだったような気がする。GREEに参加したところで何かができるということはなかった。
しかしそこには確固たる、GREEの世界「ソーシャルなネットワークそのものがGREEという感じだった。まさに「つながる事、知り合いであること」の連鎖がGREEであった。

SNSはSN(機能)を使って、サービスをすること。つまり主体がサービスであって、機能であるSNではない。目的と手段は混同してはいけない。例えば自社の顧客に対して、SNの機能を使ったサービスを展開するのはよいが、SNそのものを目的にするとおかしな話になる。

掲示板という機能がある。これはSNである。
それがサービスの主体となる、「掲示板サイト」はSNSである。

なぜこんな事を考えるようになったかというと、今参加しているボランタリーチェーン、「DoIt!ステーション」(yahoo!BBの販売チャネルのひとつ)の関係で、yahoo!のサービスの最終形について考えたからである。

「Yahoo! 360°」といわれるサービスはSNSであるが、同時にyahoo!JAPANのSNでもある。これがポータル最王手、ヤフーの強さだ。
ブロードバンドの世界において、右を見ても左を見ても、まわり全部がyahoo!でつながる。

そんなわかりやすさが、「Yahoo! 360°」にはある。理屈よりも感性だ。当社の「DoIt!防府市下右田ステーション」が右田のブロードバンドワールドの中で360°のシェアを誇れるようにと、野心を持っている。
それが実現したらどんなに素晴らしいだろう。

これはマーケティングでいう「範囲のメリット」とも通じる。
そこへいくための道筋、その筋書きが一番大事なのだ。

ブログ内検索

アーカイブ

カレンダー

«12月»
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31