修理ブログ 不定期更新

2026.06.01

Windows Updateによるフリーズ被害が多発中。対策して修理しました(KB:5089549/5083769)

Windowsの更新トラブルを直すクラカズのスタッフ

先週、長年使ってきたノートパソコンを抱えた70代の男性が、あわてた様子でご来店されました。

「電源は入るし、起動もする。でも数分すると決まってカーソルが動かなくなって、カリカリ変な音がして固まってしまう」。

お話を聞くと、前の晩にWindowsの更新をしただけ。何も悪いことはしていません。それなのに、翌朝にはまともに使えなくなっていたそうです。

実はこの症状、ここ数週間で立て続けに持ち込まれています。

今回は何が起きていたのか、Webでも最新の情報を調べたうえで、当店でどう直したのかを順番にお話しします。同じことで困っている方の手がかりになればうれしいです。

1. こんな被害が起きています

きっかけは、KB5083769(2026年4月)・KB5089549(2026年5月)というWindowsの更新プログラムです。

これを当てたあとから、パソコンの調子がおかしくなる方が一気に増えました。

今回持ち込まれたパソコンに共通していたのは、次のような症状です。

  • 電源は入って起動もする。ところが数分使っていると、急にマウスのカーソルが動かなくなる
  • 「カリカリ」「ジー」といった異音がして、そのまま固まってしまう
  • 更新が始まると、画面がぐるぐる回ったまま、いつまでも終わらない(10%や99%で止まったきり動かない)

やっかいなのは、一度や二度の再起動では抜け出せないことです。

普通なら電源を入れ直せば直りそうなものですが、今回ばかりはそれが通用しません。

2. 原因を調べました

何台か持ち込まれたパソコンを当店で詳しく調べ、あわせてWeb上の報告にも目を通しました。

すると、同じ症状が全国であちこち報告されていることが分かりました。

KB5083769は「更新が途中で止まる」「画面が固まって進まない」という声が多く、とくに古いパソコンや、AMD(エーエムディー)という種類の部品を積んだパソコンで起こりやすいようです。

さらに5月のKB5089549は、本来こうしたフリーズを直すための更新なのに、今度はパソコンの空き容量が少ないと、インストールそのものが途中(35%あたり)で失敗してしまう、という別の問題を抱えていました。

つまり、問題の更新が「中途半端に適用されたまま止まっている」状態だったのです。

パソコンは起動するたびに、その更新を最後までやり遂げようとします。ところが途中で失敗してフリーズ。すると自動で再起動がかかり、また同じ更新をやり直そうとして、また失敗する。これがくり返されていました。

あの「カリカリ」という異音は、古いパソコンのディスクが、終わらない更新処理で酷使されているサインでもあります。

正直なところ、これは使っている方が悪いわけではありません。更新を出す側の問題だと、調べていて強く感じました。

3. どうすれば直るのか

調査の結果、直すには次の3つを同時にクリアする必要があると分かりました。

  1. フリーズの原因になっている更新を、確実に取り除くこと
  2. 中の大事なデータ(写真・書類など)を失わないこと
  3. 直したあとに、同じ更新がまた勝手にかからないようにすること

このうち3番目がいちばん大事です。

ここを対策しておかないと、せっかく直してもまた数日後に同じ状態へ逆戻りしてしまいます。

実際、対策をせずに初期化だけして返してしまうと、再発するケースがほとんどです。

4. クラカズで直した手順と費用

今回、当店で実際におこなった作業はこの流れです。

  1. まず、調子の悪いパソコンから写真や書類などの大切なデータを取り出して、安全な場所に保管します
  2. パソコンを一度まっさらな状態に戻し、Windowsをきれいに入れ直します。これでフリーズの原因をまるごと取り除きます
  3. 保管しておいたデータを、新しい環境へ丁寧に移し替えます
  4. 問題の更新がもう一度かからないように、ブロックの処理を組み込みます

費用は、データの移し替えまで全部含めて22,000円(税込)でした。

作業はおおむね当日〜翌日でお返しできています。

5. クラカズだけの強み:自社開発のAI診断修復ツール

ここが他店との大きな違いです。

当店では、こうした更新トラブルに早く正確に対応するため、独自の「AI診断修復ツール」を開発して使っています。

パソコンの中を自動で調べて、どの更新が問題を起こしているのかをすばやく特定します。

そして、その更新が二度とかからないようにブロックする処理まで、まとめておこなえるツールです。

手作業だと、原因の更新を一つひとつ探して止めていく必要があり、時間もかかれば見落としも出ます。

このツールを使えば、初期化からデータ移行、そして問題の更新をブロックする処理までを、確実に、しかも短い時間で進められます。

今回の修理も、この「初期化 → データ移行 → 更新ブロック処理」という流れを、ツールの力で一気に仕上げました。

長年パソコン修理をやってきて貯めてきた経験を、そのままツールに落とし込んだものです。だからこそ、難しい案件でも安定して直せます。

6. 同じ症状でお困りの方へ

もし「Windowsの更新をしてから、起動はするけど数分で固まる」「異音がして動かなくなった」「更新がいつまでも終わらない」という方がいらっしゃったら、ご自分で何とかしようとする前に、一度ご相談ください。

無理に電源を入れ直し続けると、かえってデータが取り出しにくくなることがあります。

調子が悪くなったら、まずは電源を切って、それ以上いじらずにそのままお持ちください。中のデータも含めて、当店でしっかり診断します。

メーカーより早く、知識と経験で直します。お困りの際はお気軽にどうぞ。

📞 0835-28-2020 / 株式会社クラカズコミュニケーションズ(山口県防府市)

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