修理ブログ 不定期更新
2025.12.23
冬の時期はパソコンが起動しないトラブルが何故か多い!?
そのパソコントラブル、修理に出すのはまだ早いかも?
「あれ? 画面がつかない…壊れた!?」寒い冬の朝、そんなドキッとする経験はありませんか?弊社、クラカズコミュニケーションズにも、年末年始やお盆休み明けには「パソコンが壊れた」という駆け込み相談が殺到します。でも、ちょっと待ってください。実はそのトラブル、「故障」ではなく「一時的な不調」かもしれません。修理に出して数万円かける前に、まずはご自宅でできる「3分チェック」を試してみませんか? 技術者の視点から、冬に起きがちなトラブルの切り分け方を伝授します!

目次
- チェック①:室温は10℃以下になっていませんか?
- チェック②:ランプは点灯していますか?
- チェック③:魔法の「放電処置」を試しましたか?
- 冬こそ「SSD換装」のベストタイミングな理由
- それでもダメなら「まちのパソコンレスキュー」へ
- まとめ

01室温は10℃以下になっていませんか?チェックポイント
パソコンの動作保証温度をご存知ですか? 多くのメーカーは10℃〜35℃程度としています。防府市の冬の朝、室温が一桁台になることは珍しくありません。人間が寒さでガタガタ震えるように、パソコン内部の「コンデンサ」という部品は、低温になると電気を蓄える能力がガクンと落ちます。その結果、起動に必要なパワーが出せなくなるのです。
【対処法】
まずはエアコンをつけましょう。人間が「暖かいな」と感じる20℃くらいになるまで、パソコンも一緒に暖めてあげてください。

02ランプは点灯していますか?チェックポイント

03魔法の「放電処置」を試しましたか?チェックポイント
冬場、もっとも効果があるのがこの「放電(ほうでん)」です。静電気が内部に溜まると、パソコンは誤作動を防ぐために安全装置が働き、起動しなくなります。
【放電の手順】
・パソコンの電源を切る。
・コンセント、マウス、キーボード、LANケーブルなど「全てのケーブル」を抜く。(ノートPCでバッテリーが外せる場合は外す)
・その状態で1分〜5分間放置する。
・電源ケーブルだけを繋いでスイッチオン!
嘘みたいな話ですが、弊社に持ち込まれるパソコンの約2割は、これで解決してそのままお持ち帰りいただいています(笑)。
冬こそ「SSD換装」のベストタイミングな理由
もし、パソコンの起動が遅くてイライラしているなら、冬の故障リスクを下げるためにも「SSDへの換装」を強くおすすめします。
・HDD(ハードディスク): 回転する円盤。寒さで動きが鈍くなる。衝撃に弱い。
・SSD(エスエスディー): メモリチップ。寒さにも衝撃にも強く、起動爆速。物理的に動く部品がないSSDは、冬の寒さトラブルにめっぽう強いんです。
クラカズコミュニケーションズでは、データそのまま、環境そのままでSSDに入れ替えるサービスが大人気です。


「放電もした、部屋も暖めた。でも動かない!」そんな時は、残念ながらパーツの故障の可能性が高いです。
でもご安心ください。
私たちクラカズコミュニケーションズは、防府市で36年、「地域密着」でやってきました。大手量販店では「買い替えですね」と言われるような状態でも、弊社なら「部品交換で安く直す」提案ができるかもしれません。
診断やお見積もりは親切丁寧に行いますので、まずは一度お電話ください。
まとめ
パソコンが動かないと仕事も趣味もストップしてしまいます。冬のトラブルは「焦らず対処」が鉄則です。
今回のポイント
- 寒い部屋での無理な起動はNG。まずは室温20℃へ。
- 「故障だ!」と思う前に、全てのケーブルを抜いて「放電」を。
- 寒さに強いSSDへの換装がおすすめ。
皆様のデジタルライフが、この冬も快適でありますように。何かあれば、防府のクラカズへすぐに駆け込んでくださいね!
