ネットウイルスの新形態、ランサムウエア=身代金要求型ウイルス(一説には恐喝型ウイルス)が無くならないわけ。
それは、手っ取り早く金儲けをしたい輩に、ランサムウエアを売っているサイトがあるから・・・です。
ランサムウエアが流行る理由は次の3つが出来たから、といわれています。
 
1.暗号技術の向上と普及
2.ボット技術の向上
3.ビットコインの登場と普及

 
一人一人の被害者から、身代金を取るのは結構手間がかかります。被害者からのコンタクトに対応し、身代金(ビットコイン)の指定、相手がビットコインを持っていなければ、まずその手続きからはじめなければなりません。
時間もかかります。ビジネスとしては効率が悪い・・・と考えたんでしょうね。

では、どうやってもっと効率がいい、「ビジネス」化するか。自動的にお金が流れ込むようにするためには、モデルを作らなければなりません。そこで生み出されたのが、「ランサムウエアを販売する」ということ。
 
ビジネスモデルは、その後、どんどん進化し、現在ではマルウエアのコード、ボットのコントロールパネルの利用許可、ビットコインの回収までをインフラ化して、金儲けしたい人が手軽にランサムウエアを拡散すれば、自分にお金が入る仕組みを提供しています。
 
実施者はターゲット(自分の嫌いなお金持ち?)を選定して、そこにランサムエアを送り込むことを熱心に活動します。
報酬は提供側が30%、実施側が70%といわれています。これがランサムウエア拡散のビジネスモデルです。
 
そのうちに、送り込みたい人のメールアドレスだけを打ち込めば済むような、Webサイトが登場するかもしれませんね。
そうなると、報酬はインフラ提供側が50%、実施側が50%くらいになり、インフラ設計者にとって、世界中の人が代わりに「実施=営業」してくれる、「効率の良いビジネスモデル」化してくるのです。


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